IIJmioを利用している方の中には、「思ったほど快適に使えない」「別の格安SIMに乗り換えたい」などの理由で、解約を検討している方もいるでしょう。
安く使えるキャリアは数多く存在するため、IIJmioに不満があるなら無理に使い続ける必要はありません。積極的に乗り換えながら、より自身に合ったキャリアを探すことも大切です。
ただし、IIJmioにはいくつかの解約方法があるうえ、タイミングによっては解約で損をしてしまう恐れもあります。乗り換えを検討しているなら、解約時に注意したいポイントを押さえておくことが重要です。
この記事では、IIJmioの解約パターンや解約手順、解約金などについて解説します。実際の解約手続きをする前に、押さえるべきポイントやコツを理解しておきましょう。
IIJmioの3種類の解約パターン
IIJmioの解約方法には、「初期契約解除制度による解約」「通常の解約」「MNPによる解約」の3種類があります。まずは、それぞれの基本的な考え方を押さえておきましょう。
初期契約解除制度による解約
IIJmioでは、初期契約解除制度による解約ができます。初期契約解除制度とは、契約締結の通知を受け取ってから8日間、相手方の合意を得なくても契約解除できる制度です。
IIJmioの場合、契約締結通知が送付された日から8日が経過するまでの間は、IIJmioの合意なしで一方的に契約解除できます。
初期契約解除制度の対象となるIIJmioのサービスは以下のとおりです。
- IIJmioモバイルサービス(ギガプラン)(タイプD/A)音声通話機能付きSIM
- IIJmioモバイルサービス(タイプD/A)音声通話機能付きSIM・音声通話機能専用SIMのみ
- IIJmioモバイルプラスサービス(タイプA)音声通話機能付きSIMのみ
- IIJmioひかり
- IIJmio IoTサービス いちねんプランのみ
- IIJmio FiberAccess/NFサービス
- IIJmio FiberAccess/DFサービス
- IIJmio FiberAccess/SFサービス
- IIJmio FiberAccess/DCサービス
- IIJmio DSL/DFサービス
- IIJmio DSL/SFサービス
初期契約解除制度を利用した解約はWEBまたは書類で行えます。書類で解約する場合は、サポートセンターに電話をかけて書類を取り寄せなければなりません。
初期契約解除制度による契約解除の場合、解約金は発生しません。契約直後に回線品質が悪いと感じた場合は、初期契約解除制度を利用してすぐに解約するのがおすすめです。
通常の解約
初期契約解除制度を利用できる期間が過ぎていたり、MNPを利用しない解約を希望したりする場合は、通常の解約となります。通常の解約は、IIJmio公式サイトの会員専用ページからのみ手続きが可能です。
IIJmioの解約を検討するケースでは、いくつかの理由が考えられます。「ネットにつながりにくい」「データ量が少ない」「月額料金が高い」といった理由が代表例です。
ネットにつながりにくい場合は、高速データ通信がOFFになっていないか確かめましょう。初期設定では高速データ通信がONになっていますが、何らかの原因でOFFに切り替わっている場合は、低速通信になってしまい通信が遅くなります。高速データ通信のON・OFFは「データ残量確認アプリ」で確認可能です。
データ量が少ないことを理由に解約を考えている方は、ギガプランへのプラン変更を検討してみましょう。ギガプランでは2GB・4GB・8GB・15GB・20GBの容量が用意されているため、使い方に応じて選べばお得に利用できます。
月額料金が高いと感じているなら、話題のeSIMで節約したり、「IIJmioひかり+SIMセット」の割引を利用したりするのもおすすめです。
IIJmioから他社へ乗り換え(MNP)による解約
IIJmioを現在利用している方の大半は、解約後も新しいスマートフォンの契約を考えているでしょう。今の電話番号を次のスマートフォンでも使いたい場合は、MNP転出の手続きによる解約をしなければなりません。
通常の解約をしてしまうと、電話番号を変えずに他社へ乗り換えることができなくなってしまいます。
MNPとは「Mobile Number Portability(モバイルナンバーポータビリティー)」の略であり、電話番号を変えずに移転先の携帯電話会社のサービスを利用できる制度です。
MNPをするためには、他社へ乗り換える前後のそれぞれで手続きを必要とします。移行前の通信事業者からMNP予約番号を取得し、予約番号を使って移行先の通信事業者に申し込む流れが一般的な手続きの流れです。
IIJmioでMNP転出をする場合、MNP転出後に別の有効なSIMがないプランは自動的に解約となるため、別途該当プランの解約は不要です。
ただし、複数プランの契約がある場合や、同一プラン内で複数のSIMを契約している場合は、MNP転出をするときに解約手続きが必要になることもあります。
IIJmioの初期契約解除の方法・手順
初期契約解除制度を利用してIIJmioを解約する方法を紹介します。WEBと電話のいずれかで手続きできるため、それぞれの方法や手順を覚えておきましょう。
WEBでの手続き
IIJmioの公式サイト上で初期契約解除をする場合は、対象サービスごとに割り当てられたURLから申請する必要があります。以下の一覧で確認しましょう。
■IIJmioモバイルサービス(ギガプラン)(タイプD/A)音声通話機能付きSIM
/service/mobile/terminate/
■IIJmioモバイルサービス(タイプD/A)音声通話機能付きSIM・音声通話機能専用SIMのみ
IIJmioモバイルプラスサービス(タイプA)音声通話機能付きSIMのみ
/service/mobile/terminate/
■IIJmio IoTサービス いちねんプランのみ
/service/setup/mit/terminate/
■IIJmioひかり等その他接続サービスの場合
/service/inquiry/terminate/
上記URLにアクセスするためには、「mioIDまたは登録メールアドレス」と「mioパスワード」でのログインが必要です。
IDとパスワードを思い出せない場合は、以下のページで名前や生年月日などを入力すれば照会できます。
電話での手続き
IIJmioの解約手続きを電話で行いたい場合、IIJのサポートセンターに電話をかけて初期契約解除制度での解約を希望する旨を伝えましょう。
後日送られてくる書類の必要事項を記入し、指定の送付先へ郵送すれば、初期契約解除制度での解約が完了します。
初期契約解除を希望する際の連絡先は以下のとおりです。
IIJmioの通常解約の手順
IIJmioの通常解約は、公式サイトの会員専用ページからのみ手続きを進められます。手順の大まかな流れは以下のとおりです。
- IIJmio公式サイトの会員専用ページにアクセス
- 「mioIDまたは登録メールアドレス」と「mioパスワード」を入力してログイン
- 「契約情報の変更・照会」を選択
- 「サービスの解約」を選択
- 解約する回線を選択
- 表示される注意事項と解約日をチェック
上記の流れで操作を進めていけば解約手続きが完了します。手続きが終わったら、正常に受理されたかを確かめましょう。「状態」の欄に「解約予定」と表示されていれば、解約の申請は正常に受理されています。
通信エラーなどが原因で解約手続きがうまくいかず、正常に受理されていない場合は、もう一度最初から手続きをし直しましょう。
解約手続き後、実際に解約されるのは解約予定日になったときです。解約を取り消したい場合は、会員専用ページにアクセスしたうえで、解約予定日の20:00までに解約取り消しの操作を行いましょう。
なお、IIJmioで複数の回線を契約している場合は、有効な回線を残しながら一部のSIMのみの解約も可能です。
上記の手順4で「SIMカードの削除」を選択し、解約したい回線を選択すれば、SIMカードのみ削除できます。すべての回線を解約する場合は、通常の解約手続きを行わなければなりません。
返送先
「ギガプラン」「mioモバイル」「mioプリペイドパック」のSIMカードは、解約手続き後に返却する必要があります。
返送先の住所は以下のとおりです。
SIMカードを返却する際は、破損を防ぐためにSIMカードを台紙などに貼り付けて封筒に入れましょう。パッケージや付属品の返却は不要です。
返却にかかる送料は負担しなければなりませんが、返送方法は特に指定されていないため、定形郵便など最安の発送方法で返送しましょう。
SIMカードを返送するだけでは解約になりません。返送と併せて解約手続きを行う必要があります。
SIMカードを紛失してしまった場合、返却期間は設けられていないため、見つかった時点で返送しましょう。どうしても見つからない場合もペナルティーは発生しません。
IIJmioから他社に乗り換え(MNP転出)するときの手順
IIJmioの利用をやめて他社に乗り換えたい場合は、MNP転出の手続きをする必要があります。会員専用ページへのログインからMNP転入手続きまでの具体的な流れを見ていきましょう。
会員専用ページにログイン
IIJmioから他社に乗り換える際は、最初にMNP予約番号を発行する必要があります。MNP予約番号は公式サイトの会員専用ページでのみ発行可能です。サポートセンターに電話をかけてもMNP予約番号は発行してもらえません。
まずは以下の手順で手続きを進めていきましょう。
- IIJmio公式サイトの会員専用ページにアクセス
- 「mioIDまたは登録メールアドレス」と「mioパスワード」を入力してログイン
- 「契約情報の変更・照会」を選択
- 「MNP予約番号の発行」を選択
- 申し込みボタンをクリック
複数の回線を契約している場合は、操作を進めている途中でMNP予約番号を発行する回線の選択を求められます。MNP予約番号の発行を希望する回線を選びましょう。
MNP予約番号が発行される
会員専用ページからMNP予約番号の発行を申し込むと、予約番号が発行されます。ただし、すぐに発行されるわけではありません。予約番号の発行完了までは、最短で1日(翌日23時以降)~最大4日程度かかります。
すぐに予約番号を発行したい場合、即日では発行されないことに注意が必要です。また、月をまたいでしまうと翌月分の料金もかかってしまうため、月末に予約番号を発行するときには気をつけましょう。
MNP予約番号には15日間の有効期限が設定されており、有効期限内に乗り換えが完了しなければ予約番号は失効します。失効後の再発行も可能ですが、失効直後は新しい予約番号を発行できません。
再発行できるようになるまで、最大3日程度かかる可能性があります。
会員専用ページからMNP予約番号の発行を申請した後、キャンセルはできません。他の予約番号を追加で発行することも不可能です。
MNP転入手続きをする
IIJmioの会員専用ページからMNP予約番号の発行を申請した後は、登録したメールアドレスに予約番号と有効期限が記載されたメールが届きます。予約番号が発行されたら、乗り換え先のキャリアでMNP転入手続きをしましょう。
MNP転入手続きの方法はキャリアごとに異なります。一般的には、転出先のキャリアで新たに契約を交わし、SIMカードが届いたら回線切り替えの手続きを行う流れです。回線切り替えが完了すれば、IIJmioとの契約は解除されることになります。
転出先のキャリアに回線が切り替わった後は、IIJmioで使っていたAIMカードを返送しなければなりません。前述した返送先へ早めに返送しましょう。
IIJmioを解約する時の注意事項
IIJmioを解約する場合は、トラブルを防ぐためにいくつかの注意点を押さえておく必要があるでしょう。解約時に気をつけたい主なポイントを紹介します。
解約日に関わらず月末までの月額料金が発生
IIJmioを解約する場合は、解約日に関係なく最低でも解約した月の月末まで料金が発生します。日割り計算はしてもらえません。たとえば、3月10日に解約したケースでも、料金は3月31日までの分を請求されます。
特別な事情がなければ、IIJmioを解約したい場合も月末近くまで利用するのがお得です。月初に契約を解除してしまうと、約1か月分の料金を損することになります。
IIJmioからMNP転出する場合も日割り計算にはなりません。転出した月の月額料金やオプション料金は全額請求されます。
月末に解約手続きをする際は、実際に解約されるまでタイムラグが発生する点にも注意しましょう。月が終わるぎりぎりのタイミングで解約手続きをすると、翌月の解約になってしまう恐れがあります。
音声通話付きSIMとデータ通信SIMの最低利用期間
IIJmioのSIMを解約する場合に注意したいのが、契約中のSIMの種類です。電話番号ありの音声通話機能付きSIMと電話番号なしのデータ通信SIMでは、最低利用期間が異なります。
音声通話機能付きSIMの最低利用期間は設定されていません。一方、データ通信SIMの最低利用期間は利用開始日の翌月末までです。データ通信SIMの場合は、最低1~2か月の利用を求められることになります。
データ通信SIMの場合は解約金が発生しません。しかし、最低利用期間内に解約すると、最低利用期間分の月額料金を請求されます。
音声通話機能付きSIMの場合は、いつ解約しても一律1,100円(税込)の解約金がかかります。最低利用期間は設定されていないため、解約した月の月末までの月額料金を請求されます。
最低利用期間は利用開始日の翌月末まで
IIJmioモバイルサービスのギガプランとデータ通信SIMの最低利用期間は、利用開始日の翌月末までです。月初に契約した場合は、約2か月間の最低利用期間が設定されることになります。
利用開始月に解約しても、翌月分の月額料金までは請求されてしまいます。IIJmioの契約を検討する際は、1~2か月は使い続けることを前提に考える必要があるでしょう。
音声通話機能付きSIMを初期契約解除制度で解約した場合も、解約金は発生しませんが、解約した月の月末までの月額料金はかかります。
IIJmioの端末を分割している場合
IIJmioの端末を一括ではなく分割で購入している方も多いでしょう。IIJmioを解約すれば月額料金は請求されなくなりますが、端末代は残りの全額分を支払う必要があります。
ただし、解約時点での残債を一括請求されるわけではありません。解約後も引き続き分割払いで支払い続けられます。
なお、解約するかどうかにかかわらず、端末代の残債を途中で一括払いすることは可能です。会員専用メニューの「月額支払い終了申し込み」より手続きできます。手続きの際には、月額支払い終了月を含んだ分割払いの残月数分の月額料金が表示されます。
SIMカードの返却が必要
IIJmioでは、解約後にSIMカードを返却することが契約で定められています。使わないSIMカードをいつまでも持っていてもメリットはないため、ルールに従って返却しましょう。
SIMカードの返却に期限は設けられていません。しかし、あくまでもIIJmioからの借り物であるため、後からトラブルが発生するのを防ぐためにも早めに返却するのがおすすめです。
通信事業者によっては、SIMカードの返却に期限を定めたうえで、返却しない場合は罰金を請求するケースもあります。IIJmioは返却しなくても罰金は請求されないため、万が一SIMカードを紛失してしまっても大丈夫です。
解約手続きとMNP予約番号発行は同時に進めることは不可
IIJmioで複数回線を利用している場合、1回線でMNP予約番号の発行手続きをすると、他回線の解約ができません。解約手続きとMNP予約番号発行の同時進行はできないことになります。
MNP転出が完了し、予約番号が発行された回線が解約された時点で、他回線の解約手続きができるようになるのです。手続きの順番を間違えると、次の手続きまで何日も待たされることになるため注意しましょう。
複数回線の一部を解約して残りをMNP転出したい場合は、先に解約から済ませておくのがポイントです。解約後にMNP転出の手続きをすれば待ち時間が短くなり、すべての作業をよりスムーズに進められます。
IIJmioの解約時にかかる費用
IIJmioの解約では、プランごとに最低利用期間と解約金が異なります。以下の表でチェックしましょう。
プラン名 | 最低利用期間 | 解約金 |
---|---|---|
IIJmioモバイルサービス (ギガプラン) | 契約月の翌月末日 | 無料 |
IIJmioモバイルサービス (データ通信SIM) | 契約月の翌月末日 | 無料 |
IIJmioモバイルプラスサービス (データ通信SIM) | 契約月の翌月末日 | 無料 |
IIJmioモバイルサービス (音声通話機能付きSIM) | なし | 1,100円 |
IIJmioモバイルプラスサービス (音声通話機能付きSIM) | なし | 1,100円 |
上記の表からもわかるとおり、ギガプランとデータ通信SIMは、いつ解約しても解約金は発生しません。ただし、契約月に解約した場合は、翌月分まで月額料金が発生します。
端末料金
端末料金を分割で支払っている方は、IIJmioを解約しても解約時点での残債を引き続き支払わなければなりません。ただし、分割払いは継続できます。
分割払いを継続する場合は、割引が適用されていないか確認しましょう。契約中に割引が適用されているなら、解約後は割引が適用されない恐れがあるため、月額料金がアップしてしまいます。
また、契約中に支払い遅延が多かった場合は、解約後の分割払いを拒否されることもあります。分割払いが拒否されれば、残債の一括請求を受けることになるため、残債の金額によっては支払い負担がかなり重くなってしまうでしょう。
解約違約金以外に必要な手数料
音声通話機能付きSIMからデータ通信SIMに変更する場合や、データ通信SIMから音声通話機能付きSIMに変更する場合は、SIMカード交換手数料として1回の交換につき2,200円(税込)がかかります。
SIMカードの交換は、会員専用ページの「SIMカード交換・タイプ変更」から手続き可能です。新しいSIMカードが届いた後、SIMカードの開通の申し込みをすれば、数時間後に開通します。
SIMカードの種類を変更したり、破損・紛失などで新しいSIMカードを準備する必要が生じたりする場合は、手数料がかかることを覚えておきましょう。
なお、IIJmioから他社へ乗り換える際は、手数料は発生しません。以前はMNP転出の手数料として3,300円(税込)がかかっていましたが、2021年4月からはMNP転出の手数料が撤廃されています。
IIJmioを解約するベストタイミング
IIJmioの解約を検討している方にとって、実際に解約するベストなタイミングはいつなのでしょうか。音声通話機能付きSIM・データ通信SIM・MNP転出のそれぞれのケースで考えてみましょう。
音声通話機能付きSIMは最低利用期間が設定されておらず、いつ解約しても解約金は1,100円(税込)です。したがって、契約後は何か月経っても解約時の費用が変わらないことになります。
ただし、どのタイミングで解約するにしても月末までの月額料金は請求されるため、月末に解約したほうがお得です。
一方で、データ通信SIMは最低利用期間が契約月の翌月末日となっていることから、契約月または契約月の翌月に解約すると月末までの月額料金が発生してしまいます。
データ通信SIMは解約金が発生しないため、解約のベストタイミングは契約月の翌々月以降の月末です。
MNP転出ではいつ解約しても解約金がかかりませんが、上記2パターンと同様に解約月の月末まで料金が発生します。MNP転出のベストタイミングは月末です。
上記いずれのパターンも、解約が月末に近くなるほど得をすることがわかるでしょう。ただし、申し込み手続きで月末ぎりぎりを狙いすぎると、実際の解約が翌月になってしまう恐れがあります。
月末まで数日余裕を持って手続きを開始するのがよいでしょう。
IIJmioからおすすめの格安SIM乗り換え先3選!
IIJmioから他社への乗り換えを検討している場合は、自身に適したキャリアを選ぶことが重要です。乗り換え先としておすすめできる格安SIMを厳選して3つ紹介します。
UQモバイル
UQモバイルは、UQコミュニケーションズ株式会社が提供する格安SIMです。通信エリアはau回線と同じであり、日本全国で通信を行えます。格安SIMだからといって、つながりにくいことはほとんどありません。
格安SIMの中でもトップクラスの回線速度を誇っている点が、UQモバイルの大きなメリットです。大手通信キャリアが直接提供しているため、安定した高速通信で利用できます。
スマートフォンで動画視聴やゲームをしたい方でも、快適に楽しめるでしょう。
UQモバイルのプランによっては、「節約モード」の機能を利用できます。節約モードとは、速度が制限される代わりに、データ消費なしで通信できるモードのことです。
状況を考慮して上手に使えれば、データ通信量を抑えられるため、UQモバイルをよりお得に利用できるでしょう。
【公式】UQ mobile・UQ WiMAX|KDDI・UQコミュニケーションズ
mineo
mineoは、数ある格安SIMの中でも、顧客満足度調査で常に上位をキープしている人気のサービスです。3大キャリアの回線に対応しており、乗り換え後も手持ちのスマートフォンをそのまま使えます。
mineoには最低利用期間が設定されていないため、解約金は発生しません。自身に合うかどうか不安な方も、お試し感覚での契約が可能です。通信プランも豊富に用意されており、幅広いニーズをカバーしています。
ユーザー同士でパケットを分け合えるため、容量が余ったり足りなくなったりしたときに補填し合えます。実店舗でサポートを受けられる点や、格安SIMでは珍しい5Gオプションがある点もメリットです。
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルは、mineoと同様、顧客満足度調査において上位の常連となっている注目の格安SIMです。インターネットプロバイダ大手のビッグローブ株式会社が運営しています。
BIGLOBEモバイルの最大の特徴は、「エンタメフリーオプション」で動画配信や音楽配信などのサービスが使い放題になることです。通信速度を落とさず、毎日のようにYouTubeを楽しめます。
6GB以下の料金プランなら割安で利用できる点も魅力です。月々のデータ使用量が少ない方なら、よりお得に利用できるでしょう。
まとめ
IIJmioを解約する際の大事なポイントを以下にまとめました。実際の手続きをする前に、もう一度確認しておきましょう。
- データ通信SIMは最低利用期間が契約月の翌月末日まで
- データ通信SIMはいつ解約しても解約金が発生しない
- 音声通話機能付きSIMは最低利用期間なし
- 音声通話機能付きSIMはいつ解約しても1,100円(税込)の解約金がかかる
- 月の途中で解約した場合も月末までの料金が請求される
- 解約後にMNP予約番号は取得できない
IIJmioの解約で特に注意したいのが、複数回線を利用しているときの一部解約です。1回線でMNP予約番号の発行手続きを行うと、他回線の解約ができません。
複数回線の一部を解約して残りを他社に乗り換えたい場合、スムーズに手続きを進めたいなら先に解約から済ませておかなければなりません。
IIJmioは比較的簡単に解約できるうえ、他のキャリアに比べると解約金の制限も小さくなっています。解約する際は乗り換え先をきちんと決め、できるだけ損をしない適切なタイミングで手続きをしましょう。