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Wi-Fiルーターの最適な置き場所はどこ?設置場所としておすすめの場所とNGの場所を詳しく解説!

自宅や会社でWi-Fi(無線LAN)ルーターによるワイヤレスでのインターネット接続環境を利用するという方も多いのではないでしょうか。

最近では駅や人気カフェなど外出先にもフリーWi-Fi(無線LAN)スポットがあり、身近な存在となっています。

そんな手放せなくなっているWi-Fi(無線LAN)ルーターを自宅で利用する場合に、最適な置き場所(電波が良く供給される場所)はどこなのか気になる方も多いはずです。

こちらの記事ではWi-Fi(無線LAN)ルーターの最適な置き場所について、またWi-Fi(無線LAN)ルーターの設置場所としておすすめの場所とNGの場所についても解説いたします。

目次

Wi-Fiルーターの電波の届く範囲を把握しよう!

Wi-Fi(無線LAN)ルーターの電波の届く範囲を把握する項目として知るべきことは以下の通りです。

  • Wi-Fiの電波は100m〜250mの範囲まで届く
  • Wi-Fiは球体状に360度電波を飛ばしている
  • Wi-Fiの電波の繋がりやすさは、障害物や自宅の間取り・構造により変わる
  • 電波の影響を受けやすい素材・影響を受けにくい素材がある

一つずつ項目を解説いたします。

Wi-Fiの電波は100m〜250mの範囲まで届く

Wi-Fi(無線LAN)の電波はおよそ100メートルから250メートルの範囲まで届くと言われています。

Wi-Fi(無線LAN)の電波は、直線距離でおよそ100メートルから250メートルの範囲まで届くことが電波法で定められています。

また電波出力は、10mWの制限で定められています。正規品であればこれらの数値基準が商品の性能として守られています。

ただしこれはベストパフォーマンスが出せる状態の数値です。

例えばWi-Fi(無線LAN)ルータからの電波に、何かしらの影響を受ける事象が干渉すれば電波の届く距離は変動します。

Wi-Fiは球体状に360度電波を飛ばしている

Wi-Fi(無線LAN)の電波は球体状に360度の角度で飛ばしていると言われています。

Wi-Fi(無線LAN)の電波の直線距離の届く範囲を説明しましたが、実際には360度すべてが同じ距離をカバーしています。

そのため前後左右上下すべての方向・角度で、電波供給は均一です。ただしこちらもベストパフォーマンスの状態に限ります。

Wi-Fi(無線LAN)ルータからの電波に、何かしらの干渉があれば球体状ではなくなります。

Wi-Fiの電波の繋がりやすさは、障害物や自宅の間取り・構造により変わる

Wi-Fi(無線LAN)の電波の繋がりやすさは障害物(遮蔽物)や自宅の間取り・構造に影響を受けます。

Wi-Fi(無線LAN)の電波の届く範囲は、これまで説明した数値です。しかしそれはWi-Fi(無線LAN)ルーターの周囲に、何もないベストパフォーマンスの状態の時に限ります。

実はWi-Fi(無線LAN)ルーターの電波は、電波に影響を与える障害物や遮蔽物などがあると電波を供給し辛い状況に陥ります。

障害物や遮蔽物とは、床・天井・壁・扉・タンスなど家具・テレビや冷蔵庫などの家電製品など物体ならすべてがあてはまります。

そのためWi-Fi(無線LAN)ルーターを設置する自宅の間取りや構造によって、置く場所を決めなければいけません。

特に2階建て3階建てなど一軒家に住んでいる方は、1階にモデムやONU(光回線終端装置)を設置していると上の階までWi-Fi(無線LAN)の電波が届きにくくなる可能性があります。

その場合は中継器かメッシュWi-Fi(無線LAN)を検討・購入することをおすすめいたします。

中継器は、親となるWi-Fi(無線LAN)からの電波を延長する役割を果たします。

ただし中継器は、端末を接続していると継続接続となり親であるWi-Fi(無線LAN)の範囲に行くと中継器との接続のままで逆に電波が遠くなることになる可能性があります。

その一方でメッシュWi-Fi(無線LAN)とは、メインとなるWi-Fi(無線LAN)ルーター1台とサブとなるサテライトルーター複数台からなる網目状に電波を張り巡らせたワイヤレスの仕組みです。

中継器とは違いメインとなるWi-Fi(無線LAN)ルーターからサテライトルーターへ範囲を移った場合に自動で接続先を切り替える仕組みがあります。

その逆として、サテライトルーターからメインとなるWi-Fi(無線LAN)ルーターへ範囲を移しても自動で切り替わります。

自宅の間取りや構造が複雑な場合は、メッシュWi-Fi(無線LAN)対応ルーターがおすすめといえます。

ただしサテライトルーターが増える分割増になるので、経済状況と相談して購入することをおすすめいたします。

電波の影響を受けやすい素材・影響を受けにくい素材がある

Wi-Fi(無線LAN)の電波は、「影響を受けやすい素材」・「影響を受けにくい素材」があります。

ここでは「影響を受けやすい素材」・「影響を受けにくい素材」について解説していきます。

電波の影響を受けやすい素材

Wi-Fi(無線LAN)の電波に影響を受けやすい素材は以下の通りです。

  • 金属など
  • 高密度素材・高湿度環境(コンクリートや土壁・断熱材など)
  • 木材など
  • それ以外の物体など

「金属」は、金属ラックや鏡・鉄筋などの素材で電波を反射もしくは吸収してしまう性質があります。

「高密度素材・高湿度環境」は、コンクリートや土壁・断熱材などで密度が高いほど電波を通しにくくします。

「木材」は、建築物の基礎として使われることの多い素材で電波を減衰退する可能性があります。

最後にそれ以外の物体(目に見えるものすべて)も、量や密度により電波の通しを悪くする恐れがあるので、できる限りWi-Fiルーターの周りにはなにもおかないようにしましょう。

電波の影響を受けにくい素材

Wi-Fi(無線LAN)の電波に影響を受けにくい素材は以下の通りです。

  • ガラス
  • アクリル樹脂
  • アルミホイル

「ガラス」は、電波の影響を受けにくいため、ガラスの近くにWi-Fiルーターを設置しても問題はありません。

ただし窓ガラス側にWi-Fi(無線LAN)を設置すると、折角360度飛ばしている電波が外へ駄々漏れとなってしまうため、とても勿体ない状況となってしまいます。

「アクリル樹脂」は、ガラスと同じように電波の影響を受けにくい素材です。最近ではガラスと樹脂のメリットを併せ持つ素材も市販されています。

最後に「アルミホイル」ですが、これは金属に分類されるため電波の影響を受けます。

しかしアルミホイルの折ったり切ったりできるカスタマイズ性と金属の反射の作用を利用することができます。

例えば窓ガラスにアルミホイルを設置し、Wi-Fi(無線LAN)の電波を外ではなく内に反射させるなどの有効的な使い方が可能になります。

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【NG】WiFiルーターの置き場所として適していない場所

WiFi(無線LAN)ルーターの置き場所として適していないNGな場所は以下の通りです。

  • 窓際
  • 電子レンジやテレビなど他の家電の近く
  • 水回り
  • 周囲が囲まれた場所(収納棚など)
  • 金属や鏡の近く

一つずつ項目を解説いたします。

WiFi(無線LAN)ルーターの置き場所として適していないNGな場所の一つに、「床」があげられます。

Wi-Fi(無線LAN)ルーターを床に設置すると全体に電波が届きにくくなります。

その理由は、床に使用されている鉄材や断熱材などに吸収・反射してしまい電波が弱くなるからです。

また床面から反射された電波によって電波干渉にあい、電波が通りにくくなります。そのためWi-Fi(無線LAN)ルーターを床から最低1メートルから2メートルの高さに設置することをおすすめいたします。

窓際

Wi-Fi(無線LAN)ルーターを窓際に設置すると、電波はとくに影響を受けることなく供給されます。

しかし窓にはガラス素材が使われており、家の外に電波を放出してしまいます。

例えばWi-Fi(無線LAN)ルーターにパスワードが設定されていないフリーな状態ですと、駄々漏れになった電波を不特定多数の第三者がキャッチして不正アクセスなどに利用される恐れがあり大変危険です。

そのため前述した通り、アルミホイル箔のカスタマイズしやすく金属の電波を反射する性質を逆に利用し窓ガラスに貼ることで家の内側に電波を再放出するといった対策をとることをおすすめいたします。

電子レンジやテレビなど他の家電の近く

電子機器は、使用していると電磁波を放出することがあります。Wi-Fi(無線LAN)ルーターを家電製品など電子機器の周りに設置すると、電波干渉を受けて電波の通りが悪くなります。

以下が、Wi-Fiルーターの電波に影響を及ぼす主な家電製品です。

  • 電子レンジ(調理家電)
  • テレビ
  • デジタル時計
  • エアコン
  • 洗濯機
  • 掃除機
  • サーキュレーター・空気清浄機
  • 暖房器具
  • 加湿器・除湿器

水回り

Wi-Fi(無線LAN)ルーターを水槽・金魚鉢・花瓶などの水回りに設置すると、電波が影響を受けて供給しにくくなります。

何故電波を供給しにくくなるかというと、水には電波を通しにくくする性質があるからです。

そのため、キッチン・お風呂・シャワー・トイレなどもWi-Fi(無線LAN)の設置場所として相応しくありません。

またWi-Fi(無線LAN)ルーターが、水に濡れて不具合・故障する点からも水回りにWi-Fiルーターを設置することはおすすめできません。

周囲が囲まれた場所(収納棚など)

Wi-Fi(無線LAN)ルータを、配線などが邪魔になるからと言って収納棚など周囲が囲まれた場所に設置する方も多いのではないでしょうか?

実は棚などの周囲を囲まれた場所も電波を通しにくい場所のひとつです。

特に金属で出来ているラックなどに設置してしまうと、電波を吸収・反射・減衰してしまい電波が弱くなってしまいます。

Wi-Fiルーターは、ひらけた場所に設置するように心がけましょう。

金属や鏡の近く

Wi-Fi(無線LAN)ルーターの設置場所として、金属や鏡の近くは相応しくありません。

その理由はこれまで述べた通り金属が電波を反射する性質があるからです。

電波が金属によってあらぬ方向に飛び交い、もともと届く距離まで達することができなくなる可能性があります。

また鏡は、ガラス・薄い銀の膜・鉄などの材質が層となってできています。その中でガラスは電波を通しやすい性質がありますが、銀と鉄は金属に分類されるため電波を反射しやすくなります。

今一度Wi-Fiルーターの近くに鏡や金属類の物が置かれていないか確認しましょう。

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【注意】ホコリや汚れが気になるからと言ってWi-Fiルーターに布などを被せるのはダメ!

Wi-Fi(無線LAN)ルーターのホコリや汚れが気になるからと言って、布やカバーなどを被せてはいけません。

何故なら、Wi-Fi(無線LAN)の電波が通りにくいことはもちろんですが、熱がこもってしまう可能性があるからです。熱がこもると故障や不具合の原因になりますので、製造メーカーに修理依頼を頼まなければいけなくなります。

ホコリや汚れが気になるようであれば、定期的に掃除やメンテナンスをして清潔さや品質を保つことをおすすめいたします。

もし定期的な掃除やメンテナンスが面倒と感じるのであれば、フィギュアなどコレクションを飾るケースに入れて置くこともおすすめです。

コレクションケース(アクリルケース・樹脂ケース)は、ガラスと同様に電波の影響を受けにくい素材としてあげられます。

Wi-Fi(無線LAN)ルーターが中型のフィギュアと同じくらいのサイズ感であり、フィギュア1点から入れられるコレクションケースも市販されています。

およそ3,000円前後と手ごろな価格・値段なので、定期的なメンテナンスや掃除の手間を省けることを考えたらコストパフォーマンスが良いといえます。

またコレクションケースにWi-Fi(無線LAN)ルーターをしまえると、雨風を凌げますので屋外に設置することも可能です。

ただしその際は、盗難防止用にアラームをしっかりと固定するようにしましょう。

【おすすめ】Wi-Fiルーターの理想の置き場所

Wi-Fi(無線LAN)ルーターのおすすめの置き場所は以下の通りです。

  • できるだけ自宅の中心に置く
  • 床から1〜2mほどの高さがある場所
  • 障害物の少ない場所
  • よく利用する部屋

一つずつ項目を解説いたします。

できるだけ自宅の中心に置く

Wi-Fi(無線LAN)ルーターのおすすめの置き場所の一つに、「できるだけ自宅の中心に置く」ことがあげられます。

Wi-Fi(無線LAN)ルーターの電波が他の素材に影響を受けず、ベストパフォーマンスを保てる位置は自宅建物の中心と考えられます。

その理由はWi-Fi(無線LAN)ルーターの電波は、基本的にWi-Fi(無線LAN)ルーターを中心に球体状に放出されているからです。

ただし電波の方向・角度を変えれる大型可動式アンテナやビームフォーミング機能を搭載したWi-Fi(無線LAN)ルーターは、その限りではありません。

床から1〜2mほどの高さがある場所

Wi-Fi(無線LAN)ルーターを床に置くと床材の性質から電波を通しにくいことや、反射した電波と干渉してしまうことをお伝えしました。

そのため電波供給の改善や反射を防ぐため、床から1メートルから2メートル程の高さがある場所に設置することをおすすめいたします。

障害物の少ない場所

Wi-Fi(無線LAN)ルーターは、金属ラックや収納棚など障害物や遮蔽物があると電波を通しにくいことをお伝えしました。

そのためできるだけ空間に物がない場所である、例えば家族が集まるリビングの空いたスペースに置くことをおすすめいたします。

よく利用する部屋

Wi-Fi(無線LAN)ルーターは電波を飛ばしてワイヤレスでインターネット接続を利用することを目的としています。

そのためスマホ(スマートフォン)・PC(パソコン)・タブレット・ゲーム機(ポータブル・据え置き機など)などの端末を利用することが多い部屋に、設置すると電波を供給しやすくなります。

例えばリビング・書斎・寝室などがあげられます。その一方でトイレやバスルーム・客間・キッチンなど、1日に数回程度しか利用しない場所はおすすめできません。

どうしてもWi-Fiルーターの電波が届きにくい場所に設置する場合の対処法・解決策

どうしてもWi-Fi(無線LAN)ルーターの電波が届きにくい場所に設置する場合の対処方法・解決策は以下の通りです。

  • 中継器を使用する
  • 「ビームフォーミング機能」に対応しているWi-Fiルーターを使う
  • 電波強度の高いWi-Fiルーターを買う
  • 周波数帯を変更してみる

一つずつ項目を解説いたします。

中継器を使用する

Wi-Fi(無線LAN)ルーターに対して中継器は、親子関係にあります。

親であるWi-Fi(無線LAN)ルーターから電波をもらい、電波を延長する役割を果たします。あくまで電波を延長するだけであり、メッシュWi-Fi(無線LAN)のようにサテライトルーターの役割までは果たせません。

そのため例えば中継器の電波範囲でインターネット接続を利用していた時に、親であるWi-Fi(無線LAN)ルーターの範囲に入っても自動的に切り替わりません。

この場合は、再度親であるWi-Fi(無線LAN)に、周波数帯を変更する必要があります。

「ビームフォーミング機能」に対応しているWi-Fiルーターを使う

ビームフォーミング機能」とは、対応するWi-Fi(無線LAN)ルーターがソナーで感知した遠くにいる接続端末に対して複数のWi-Fi(無線LAN)ビーム(高い指向性の集中した電波)を放つ仕組みです。

通常の球体状に供給する電波ではなく、ビームを照射するため障害物や遮蔽物に対して強くまた遠くの端末までしっかり安定性・高速通信性を実現しています。

電波強度の高いWi-Fiルーターを買う

電波強度とは、Wi-Fi(無線LAN)ルーターから放出された電波がどのくらいの強度で届くのかを表す指数です。電波強度は簡単に端末から確認することができます。

電波強度を端末から確認する方法は以下の通りです。

  • スマホ(スマートフォン)のアプリ「Wi-Fiミレル」を使う
  • PC(パソコン)で確認する

スマホ(スマートフォン)のアプリ「Wi-Fiミレル」は、iPhone・Androidにインストール可能です。

ダウンロード・インストール後に、電波強度を計測したい場所ごとにヒートマップを作成する事で確認できます。

次にPC(パソコン)で確認する方法ですが、OSによって違いがあります。

Windowsの場合は、「設定」から「ネットワークとインターネット」・「Wi-Fi」・「電波マークを確認する」で調べることができます。

Macの場合は、「ウィンドウメニュー」の移動・「コンピュータ」・「システム」・「ライブラリ」・「CoreServices」・「Applications」・「ワイヤレス診断」を開きます。

それから「ウィンドウメニュー」のスキャンをクリックし選択します。

電波強度を知りたいネットワーク名「RSSI(電波強度)」を確認することで調べられます。

電波強度は数字の絶対値が小さいほど強いことを表しています。

そして電波強度を高めるにはWi-Fi(無線LAN)ルーターの「置き場所を変える」・「再起動をする」・「中継器を活用する」方法があります。

しかしこれらの方法が上手くいかない場合は、可動式アンテナの数が多いWi-Fi(無線LAN)ルーターの購入をおすすめいたします。可動式アンテナを電波強度を高めたい方向・角度に設定することで、電波強度を強めることができるようになります。

周波数帯を変更してみる

Wi-Fi(無線LAN)ルーターの周波数帯は、「IEEE(アイトリプルイー) 802.11ac」と「IEEE(アイトリプルイー) 802.11n」の2種類があります。(※2021年現在に普及している電波通信規格・標準規格)

この2種類の電波通信規格(標準規格)は、2.4GHz帯と5GHz帯の周波数帯が使用されています。

スクロールできます
周波数帯通信規格(標準規格)メリットデメリット
2.4GHz帯・IEEE 802.11ax/n/g/b・対応機器が多い
・障害物に強い
・低価格(安価)
・電波同士が干渉しやすい
5GHz帯・IEEE 802.11ax/ac/n/a・2.4GHz帯に比べ通信速度が速い
・電波干渉を受けにくい
・対応機器が少ない
・障害物に弱い
・高価格(高額)

周波数帯である2.4GHz帯と5GHz帯の両方に対応した、Wi-Fi(無線LAN)ルーターを購入し状況によって切り替えることで電波が届きにくい状況を改善できる可能性があります。

周波数帯である2.4GHz帯と5GHz帯の切り替え方法は簡単で、2.4GHz帯と5GHz帯の対応するSSIDを端末から選択しパスワードを入力するだけで行えます。

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快適なネット環境を手に入れるために「IPv6」回線に対応しているプロバイダーを利用しよう!

快適でスムーズなインターネット接続環境を手に入れる方法として、「IPv6」回線に対応しているプロバイダーと契約することがあげられます。

こちらでは「IPv6」回線について詳しく具体的に解説いたします。

「IPv6」回線とは?

IPv6」回線とは従来方式の既存規約である「IPv4 PPPoE」の次世代となるIP(インターネットプロトコル)で、その第6版の規約を利用した通信方法です。

IPとは、インターネット接続したコンピューター同士がデータをやり取りするためにデータの通信方法を定めた規約を示します。つまり簡単に説明するとIPv6は、IPv4から性能も技術も格段に向上した最新の規約となります。

既存の規約では従来方式のIPv4(IPの第4版)が1990年代後半に広く普及し、現在も引き続き利用されています。

また提供方式もこれまで「PPPoE」方式でしたが、IPv6が出始めてから新方式「IPoE」が普及し始め快適なインターネット接続が実現しています。

「PPPoE」と「IPoE」を簡単に説明するとPPPoEは「道幅の狭いETC非対応の料金所」でIPoEは「道幅の広いETC対応の料金所」とイメージできます。

後者のIPoEの方が渋滞なくスムーズに通過できることが想像できると思います。

つまりインターネット接続による通信速度・安定性も次世代「IPv6」と提供方式「IPoE」であれば、速度が速く混雑が発生しにくいということがわかります。

Googleが運営する「YouTube・Gmail」やFacebook株式会社が運営する「Facebook」などのWEBサイトはすでにIPv6に対応しています。

今後もIPv4からIPv6に対応したWEBサイトが続々登場するため、それぞれ対応したWi-Fi(無線LAN)ルーターを選択し購入することをおすすめいたします。特に「IPv6 PPPoEサービス対応」ではなく、「IPv6 IPoEサービス対応」と記載された製品がおすすめです。

IPv6対応のプロバイダなら光回線がおすすめ

快適なインターネット環境を整える上で重要なのが、IPv6に対応しているWi-Fiルーターとプロバイダを用意することです。様々なタイプのプロバイダがある中で特におすすめなのが、光回線サービスです。

光回線は光ファイバーというケーブルを使用したインターネットサービスです。光ファイバーを使用したケーブルは、電磁ノイズの影響を受けることがないため、安定的に高速通信を行うことができるといった特徴があります。

また光回線は、他のインターネットサービスに比べてIPv6に対応しているプロバイダの数が多いなどのメリットもあります。そのため、快適なインターネット環境を整えるために、「IPv6対応のWi-Fiルーター」×「光回線」がおすすめだと言えるのです。

ここからはIPv6に対応しているおすすめの光回線プロバイダを3つ紹介します。

GMOとくとくBBの「ドコモ光」

GMOとくとくBBはドコモ光などを提供しているプロバイダです。

GMOとくとくBBでは、ドコモ光の料金のみでIPv6を利用できるのはもちろんのこと、IPv6対応のWi-Fiルーターを無料でレンタルすることが可能です。GMOとくとくBBのドコモ光を契約するだけで、簡単に最強のインターネット環境が整うのです。

また、docomoユーザーであれば、スマートフォンとのセット割引が適用されるため、スマホをお得な料金で利用することができます。

さらにGMOとくとくBBでは、光回線開通工事にかかる料金も実質無料となるキャンペーンを行っています。(新規のみ)GMOとくとくBBは、初期費用をできるだけ抑えたいという方にもおすすめの光回線プロバイダです。

GMOとくとくBBの「auひかり」

先程紹介したドコモ光を提供しているプロバイダのGMOとくとくBBでは、auひかりの提供も行っています。こちらもauのスマホとのセット割引が適用されるため、auユーザーにおすすめの光回線となっています。

auひかりはKDDIが独自で整備した専用の回線を使用しているため、インターネットを利用しているユーザーが多い時間帯でも混雑することなく安定したパフォーマンスを実現できるといったメリットが挙げられます。

さらにGMOとくとくBB独自で、IPv6対応の高性能Wi-Fiルーターを無料でプレゼントするというキャンペーンを行っています。IPv6対応の高性能Wi-Fiルーターは、購入しようと思うと安くても1万円以上はするため、この機会にお得に手に入れてみてはいかがでしょうか。

GMOとくとくBBのサイトからauひかりを契約しないと、高性能Wi-Fiルーターのプレゼント対象とならない点には注意が必要です。

So-net光プラス

So-net光プラスは、NTTフレッツ光の回線を借りて光回線サービスを提供しているプロバイダの1つです。フレッツ光回線を利用しているため通信速度が安定しているうえに、料金が安く抑えられている点がSo-net光プラス最大の特徴です。

他のプロバイダに比べて基本料金の割引は少なめですが、その他の特典が非常に豊富なこともSo-net光プラスのメリットです。例としてSo-net光プラスには、次のようなキャンペーンがあります。

  • 60,000円キャッシュバック
  • IPv6対応Wi-Fi永年無料
  • UQmobileのスマホセット割
  • 開通まで1か月Wi-Fi無料レンタル
  • auスマホも割引

So-net光プラスは、通信速度にこだわる方やUQmobileユーザー、すぐにWi-Fiが必要な方などにおすすめの光回線プロバイダです。

まとめ

こちらの記事ではWi-Fi(無線LAN)ルーターの最適な置き場所、Wi-Fi(無線LAN)ルーターの設置場所としておすすめの場所とNGの場所について解説いたしました。

ぜひこの機会にWi-Fi(無線LAN)ルーターを最適な場所に置いて、潤沢な電波供給による快適でスムーズなインタネット接続環境とベストエフォートの通信速度を手に入れましょう。

参考サイト:Wi-Fiミレル

※本記事は可能な限り正確な情報を記載しておりますが、内容の正確性や安全性を保証するものではありません。
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