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楽天モバイルの通信速度は遅い?他社との比較・口コミを徹底調査!

お得な料金プランが魅力の楽天モバイルですが、利用中の通信速度に問題はないか気になる方も多いでしょう。

本記事では楽天モバイルの基本情報や新料金プラン、他キャリアと比較した通信速度を詳しく解説していきます。楽天モバイルユーザーの口コミも調査しているため、乗り換えを検討する際の参考にしてください。

目次

楽天モバイルの基本情報

楽天モバイルには、データ容量が無制限になったり無料通話ができたりと、様々なメリットがあります。独自回線や専用アプリなどの基本情報と共に、それぞれの内容をチェックしていきましょう。

新プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」とは

「Rakuten UN-LIMIT VII」は2022年7月より開始した楽天モバイルの新料金プランです。

月々のデータ利用料に基づき料金が変動する仕組みになっており、最大でも月額3,278円(税込)の低価格帯で利用できる魅力があります。

基本情報をまとめた次の表から、それぞれの内容を確認していきましょう。

新プランの開始時期2022年7月1日
料金【1回線目】
1GBまで:ポイント還元で実質無料(2022年10月31日まで)
3GBまで:1,078円
20GBまで:2,178円
無制限:3,278円
【2回線目】
1GBまで:1,078円
3GBまで:1,078円
20GBまで:2,178円
無制限:3,278円
電話料金Rakuten Linkアプリ使用時:国内通話無料
Rakuten Linkアプリ未使用時:22円/30秒
データチャージ料金【パートナー回線エリア(国内)】
1GB:660円
2GB:1,320円
3GB:1,980円
4GB:2,640円
5GB:3,300円
【パートナー回線エリア(海外)】
1GB:500円
2GB:1,000円
3GB:1,500円
4GB:2,000円
5GB:2,500円
楽天ポイント付与3,000ポイント還元
※「Rakuten UN-LIMIT VII」新規申し込み者
※料金はすべて税込表示です。

データ容量無制限で速度制限もなし

楽天モバイルでは、独自の基地局を利用した楽天回線エリアを設けています。

楽天回線エリア内でこの基地局から発せられる電波を受信すれば、データ容量無制限で速度制限を気にせず楽天モバイルが利用可能です。

パートナー回線エリア(au回線)の使用上限5GBを使い切っても、楽天回線エリアに入れば引き続き高速通信サービスを利用できるのは大きな魅力と言えるでしょう。

また、月額料金は最大3,278円(税込)と大手キャリアより低価格のため、コストを抑えて快適な通信環境でスマートフォンを使いたいユーザーに人気のキャリアとなっています。

Rakuten Linkアプリで無料通話し放題

Rakuten Linkは、楽天モバイルユーザー専用のコミュニケーションアプリです。

最大の魅力は、国内で無料通話し放題のサービスが利用できること。Rakuten Linkアプリから発信すれば、相手がRakuten Linkアプリを使っていなくても通話料がかかりません。

また、Rakuten Linkアプリ同士でメッセージのやり取りを行えば、写真や動画の送受信費用も無料となります。

他社の携帯電話も無料通話対象になるため、通信コストの大幅な削減が見込めるでしょう。

楽天ポイントが貯まる・使える

楽天モバイルユーザーは楽天SPUの対象となり、楽天市場の買い物が「1倍」ポイントアップします。さらに、楽天モバイルキャリア決済条件を達成すると「0.5倍」の対象に含まれ、合計「2.5倍」のポイントがもらえるお得な買い物ができます。

加えて、楽天モバイルの利用料金は、1%が楽天ポイントの付与対象です。

月々の支払い100円(税抜)ごとに1ポイントが付与されるため、他のキャリアよりも楽天経済圏で使える原資を効率的に貯めていけるでしょう。

楽天モバイルの通信速度の特徴

ここでは、楽天モバイルの通信速度に関する4つの特徴を紹介します。他キャリアと比較検討するためにも、それぞれの特徴を理解しておきましょう。

楽天回線エリアでは速度制限なし

楽天モバイルは、楽天回線エリアなら速度制限を気にせず使い放題です。

大手キャリアの無制限プランは月額8,000円ほどの利用料金が発生しますが、「Rakuten UN-LIMIT VII」プランでは月額3,278円(税込)の低価格で利用できます。

テザリングも無料のため、楽天回線エリアの外出先なら速度制限を気にせず、タブレット端末の大画面で動画配信サービスも楽しめるでしょう。

高速通信の5Gに対応

高速通信の5Gに対応したスマートフォン及び、料金プランを備えているのも楽天モバイルの特徴です。

従来の通信規格4Gと比較して大幅に通信速度が向上しているため、臨場感のあるスポーツ中継や複数端末の同時接続など、快適な環境が構築できます。

また、5Gの利用にあたって特別な手続きは必要ありません。

・5G通信に対応したスマートフォンを使うこと
・5G対応エリア内にいること
・5G対応の「Rakuten UN-LIMIT VII」プランに加入していること

上記3つの条件を満たせば5Gが利用できるため、他社から乗り換えを検討している方は是非参考にしてください。

楽天回線に繋がらない場合はパートナー回線(au回線)に接続

楽天モバイルの通信電波は、楽天回線とパートナー回線(au回線)に分かれます。

楽天回線エリアの中で電波を上手く受信できない場合も、パートナー回線(au回線)の電波を利用することで、全国場所を問わずに利用できるのが特徴です。

ただし、パートナー回線(au回線)で月5GB以上使用すると通信速度が1Mbpsになる制限がかかるため、楽天モバイルの使用エリアとデータ使用量については留意しておきましょう。

楽天回線エリアは拡大中

データ無制限で利用できる楽天回線エリアは人口カバー率97%を誇り、順次拡大しながらパートナー回線(au回線)からの切り替えを行っています。

大手キャリアと比較すれば、通信エリアが狭い現状にありますが、今後はその弱点を解消し、データ容量無制限かつ高速通信できるメリットを享受できるユーザーが増えていくことでしょう。

公式サイトにて、4G LTE・5Gサービスの拡大予定エリアを確認できるため、お住まい地域の対応状況が気になる方は是非チェックしてみてください。

楽天モバイル回線エリア(参照元:https://network.mobile.rakuten.co.jp/area/?l-id=gnavi_area

楽天モバイルの通信速度

実際のところ、楽天モバイルの通信速度は他キャリアと比較して遅いのでしょうか。

気になる通信速度を確認しながら、大手3社と格安SIMキャリア5社との違いを見ていきましょう。

そもそも快適な通信速度とは?

テキスト主体のLINEを使う場合は1Mbps。WEBサイトを閲覧する場合は7〜9Mbpsの通信速度があれば快適にスマートフォンを利用できます。

また、動画視聴の際は次の通信速度が目安になるため、それぞれの数値を基準に後述する楽天モバイル通信速度と比較していきましょう。

動画の解像度推奨される持続的な速度
4K20Mbps
HD 1080p5Mbps
HD 720p2.5Mbps
SD 480p1.1Mbps
SD 360p0.7Mbps
※Youtubeヘルプより 引用元:(https://support.google.com/youtube/answer/78358?hl=ja

楽天モバイルの通信速度を計測

実際に、楽天モバイルユーザーはどれくらいの通信速度で利用しているでしょうか。Twitterの生の声を見ていきましょう。

雨にも負けず

楽天モバイル基地局からの

電波は届く。

通信速度も

22.3 Mbps down

1.0 Mbps up

とても速い!

ADSL 時代より高速だ!

引用元:ツイッター

アップロードする際の上り通信速度は1Mbps、ダウンロードする際の下り通信速度が22.3Mbpを確保していることから、快適な通信速度で利用できているようです。

天候に左右されずに楽天基地局の電波を利用している情報もあり、楽天回線エリアの安定感もわかる結果となりました。

格安SIMキャリア5社と通信速度を比較

データ容量無制限や高速通信を低コストで利用できる楽天モバイルですが、他の格安SIMキャリアと通信速度がどれくらい違うのか気になる方も多いでしょう。

ここでは、楽天モバイルと格安SIMキャリア5社の通信速度を表にまとめました。

平均Ping平均ダウンロード速度平均アップロード速度
楽天モバイル50.23ms47.42Mbps23.74Mbps
UQモバイル47.64ms58.43Mbps11.1Mbps
Yモバイル38.43ms62.83Mbps16.08Mbps
mineo73.2ms40.04Mbps9.0Mbps
OCNモバイルONE55.49ms74.96Mbps10.57Mbps
IIJmio73.94ms47.31Mbps10.56Mbps
※みんなのネット回線速度より 引用元:(https://minsoku.net/speeds/mvno/services

平均アップロード速度は23.74Mbpsの楽天モバイルが最速の結果となりました。

応答速度を示す平均Pingと、平均ダウンロード速度は格安SIMキャリアで中間のため、楽天モバイルは総合的に欠点の無いキャリアであることが見てとれます。

大手3社と通信速度を比較

次に大手3社と楽天モバイルの通信速度を比較してみましょう。

平均Ping平均ダウンロード速度平均アップロード速度
楽天モバイル50.23ms47.42Mbps23.74Mbps
au48.86ms95.45Mbps15.32Mbps
ドコモ50.24ms199.16Mbps19.09Mbps
ソフトバンク37.91ms138.78Mbps23.56Mbps
※みんなのネット回線速度より 引用元:(https://minsoku.net/speeds/mobile_major_carrier/services)

平均ダウンロード速度は大手キャリアより劣るものの、平均Pingはドコモとほぼ同じ数値です。

動画視聴は問題なくできる通信速度を保っているため、コストパフォーマンスを重視する方は大手キャリアからの乗り換えを検討してはいかがでしょうか。

楽天モバイルの通信速度に関する口コミと評判

ここでは、楽天モバイルの通信速度に関する口コミや評判を紹介していきます。

日常生活に支障はあるのか、圏外になることはないのか、ユーザーから寄せられている生の声を見ていきましょう。

【良い口コミ・評判】日常生活に支障はない?

楽天モバイルは電波さえ掴んで条件良いと上り速度が速い事に関しては他キャリアより優れた点な気がする。

引用元:ツイッター

楽天モバイルではじめて下り実測100Mbpsでた

田舎のなんちゃって光回線よりぜんぜん速いよ

引用元:ツイッター

楽天モバイルですが、日常生活でパートナー回線を気にすることが少なくなってやっと実用的になってきた。

よくここまでちゃんとエリアを広げられたな、と感心。

引用元:ツイッター

良い口コミ・評判の中には、楽天モバイルの通信速度を評価する声が多く見られました。日常生活に支障なく、状況によっては他キャリアや光回線以上の快適なインターネット利用が可能なようです。

楽天回線エリアの拡大を実感しているユーザーもおり、今後さらに広いエリアでデータ通信量無制限のメリットを受けられることが期待できます。

【悪い口コミ・評判】たまに圏外になる?

楽天モバイル圏外なったりアンテナ立ったり不安定だな💦💦

引用元:ツイッター

楽天モバイル繋がらん繋がらん言われてるけど普通に繋がってるけどな🤔

たまに遅い時あるけど耐えれん程じゃないし…

引用元:ツイッター

楽天モバイルを固定回線として使ってます。

突然圏外になったりして腹立つけど、まぁ何とか使えてます。

引用元:ツイッター

こちらからは、通信環境の不安定さを感じる楽天モバイルユーザーの不満の声が散見されました。使用場所や回線の混雑といった要因が電波の不具合に繋がっているのかもしれません。

現時点では楽天回線エリアで網羅していない地域もあるため、今後の基地局拡充に期待したいところです。

楽天モバイルの通信速度を改善する3つの方法

楽天モバイルのデータ使用量上限に達していなくても、利用中に通信速度が低下することがあるかもしれません。

3つの改善方法をチェックし、快適に楽天モバイルを利用していきましょう。

Wi-Fi・機内モードのオンオフ

楽天モバイルの設定でWi-Fiをオンにしていても、通信速度が遅い場合は電波を上手くキャッチできていない可能性があります。

特にパートナー回線エリアだと通信速度がさらに低下する傾向にあるため、一度Wi-Fiを再起動してみましょう。

また、機内モードがオンになっていると、楽天モバイル端末は電波を受信しない状態になります。画面上部に飛行機マークが表示されている場合は、設定から機内モードをオフにして再度通信状況を確認してください。

端末の再起動

電波の受信設定に問題がないのに通信速度が改善しない場合は、楽天モバイル端末を再起動するのがおすすめです。

一度電源ボタンを長押しし、電源を切ったら再度起動してみましょう。

楽天モバイル端末の不具合が影響している可能性があるため、このステップを踏むことで通信速度を改善できるかもしれません。

Simカードの抜き差しをする

楽天モバイル端末を再起動しても通信速度が改善しなければ、Simカード関連の問題が考えられます。

挿入方向の誤りや、接触不良が生じている可能性があるため、楽天モバイル端末の電源を切ったら、Simカードを抜き差ししてみましょう。

正しい状態でSimカードがセットされれば、通信速度が改善するかもしれません。

楽天モバイルの通信制限を回避する方法

ここからは、楽天モバイルで通信制限を回避する2つの方法を紹介します。

快適な通信環境を保つためにも、それぞれの方法を確認していきましょう。

楽天回線エリアで使用する

楽天回線エリア内では、高速かつデータ通信量無制限で楽天モバイルを使用できます。

専用アプリ「my 楽天モバイル」を起動すれば、楽天回線エリアへの接続状況を確認できるため、データ通信量が発生しない状況下で楽天モバイルを使用するのが、通信制限を回避するポイントです。

また、楽天モバイル端末のネットワーク自動選択をオフにすると、楽天回線エリアに限定して通信が行えます。この設定だとエリア外でメール受信ができない弊害もあるため、適宜設定変更しながら楽天モバイルを使用してみてください。

使用していないアプリを閉じる

バックグラウンドでアプリを起動したままにすると、位置情報の取得やデータ更新のために通信が行われます。

起動中のアプリ数に比例して通信量も増えるため、使用していないアプリはこまめに閉じることを心がけてください。

また、アプリの自動更新を「オン」にしていることも、通信制限に達する代表的な要因です。この状態だと、楽天モバイル端末が常にアプリを最新バージョンにアップデートするため、強制的に通信が発生してしまいます。

通信制限を回避するためにもアプリの自動更新は「オフ」にして、Wi-Fiエリアの中でアプリをアップデートするのがおすすめです。

楽天モバイルの通信速度に関するよくある質問

最後に、楽天モバイルの通信速度に関するよくある質問へ、まとめてお答えします。

本記事の中で疑問点が生じた方は、それぞれの内容を確認しておきましょう。

1日に何GB使うと通信制限になるの?

楽天モバイルから明確な基準は示されていないものの、1日に10GB以上使った方に通信制限がかかるケースが多いようです。

また、パートナー回線エリアで、毎月付与される高速データ容量を国内で5GB、または海外で2GB消費すると通信制限がかかります。

当該月は通信速度が国内1Mbps、海外128kbpsになるため、楽天モバイルを使用するエリアには注意が必要です。

ただし、楽天回線エリア内では引き続き通信制限を気にせず使用できます。

ネット通信が混み合って速度が安定しない時間帯はありますか?

回線利用者が増える次の時間帯は、通信速度が安定しにくいです。

【12時台】
お昼の休憩時間はスマートフォン利用者が増えるため、回線が混雑する傾向にあります。
平均通信速度は約20Mbpsに落ちるものの、ネット利用は問題なくできるでしょう。

【20時〜24時】
仕事終わりから就寝前の時間帯も回線が混雑しやすいです。

ただし、平均通信速度は約24Mbpsとお昼より速い回線利用が見込めるため、動画視聴のラグも生じにくく、リラックスタイムを過ごしやすいしょう。

まとめ

楽天モバイルの基本情報や通信速度について解説してきました。

他キャリアと比較しても楽天モバイルの通信速度は劣っておらず、データ使用量に応じて低価格で利用できるメリットがあります。加えて、楽天ポイントの付与率が上がる点も魅力的なポイントです。

楽天回線エリアも順次拡大予定のため、通信制限を気にせずスマートフォンを利用したい方は、この機会に乗り換えを検討してはいかがでしょうか。

※本記事は可能な限り正確な情報を記載しておりますが、内容の正確性や安全性を保証するものではありません。
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