IIJmioの「eSIM」に関する基本情報
IIJmioは、格安SIMの中でも、ユーザーからの満足度が高い人気のサービスです。J.D. パワーによる「2021年携帯電話サービス顧客満足度調査」のMVNO部門では、1位を獲得しました。
格安SIMサービスとして人気のIIJmioは、eSIMの取り扱いがあることでも有名です。
ここでは、IIJmioのeSIMについて、基本的な情報を紹介します。eSIMについて初めて知る方や、利用を検討中の方はぜひ参考にしてください。
そもそも格安SIMとeSIMは違う?
格安SIMとeSIM は、似て非なるものです。どちらもSIMであることは同じで、スマートフォンの利用においては欠かせません。
しかし、格安SIMとeSIMは形態が異なります。格安SIMとは、スマートフォンに挿入する物理的なSIMカードのことです。
一方、eSIMは、物理的なカードではありません。公式サイトから契約すれば、カードがなくてもスマートフォンでの通信が可能です。物理的なカードが不要だからこそさまざまなメリットがあり、注目を集めているのです。
IIJmioのeSIMはすぐに使える
IIJmioのeSIMは、公式サイトから契約すればすぐに利用可能です。物理的なSIMカードの場合は、契約してから自宅にSIMが届かないと通信ができません。
eSIMなら、物理的なSIMカードがないので、契約後すぐに使えて便利です。急ぎでデータ量が必要なときに店舗に出向いたり、SIMカードが届くのを待ったりする必要がなく、すぐに利用できます。
IIJmioのeSIMは端末保証サービスが最大2か月無料
IIJmioのeSIM契約時には、端末保証サービスを付けられます。端末保証サービスに加入していると、万が一画面割れや水濡れによって端末が異常をきたしたときでも、交換してもらえるので安心です。
端末保証サービスの月額料金は、通常ワンコイン以下なので、それほどコスト負担は大きくありません。
さらに、IIJmioで新品もしくは中古の端末を購入した方なら、キャンペーンで端末保証サービスが最大2か月無料になります。キャンペーンの終了時期は明記されていませんが、開催中に加入しておくのがおすすめです。
加入時の修理代金・交換代金は、新品の端末か中古の端末かで異なるため、次の表をご確認ください。
・新品スマホ向け
交換回数 | 交換代金 |
1回目 | 5,500円 |
2回目 | 8,800円 |
・中古スマホ向け
交換回数 | 代金 |
1回目 | 0円 |
2回目 | 0円 |
修理の場合 | 0円 |
IIJmioのeSIM対応端末
eSIMを契約する際には、利用する端末がeSIM対応かどうかの確認が必要です。eSIM対応でない端末では、せっかく契約しようとしても使えないので気をつけてください。
また、対応している端末でも、すでに所有している端末を継続して使う場合は、SIMロック解除が必要なことがあります。eSIM対応かどうかと合わせて確認してからご契約ください。
SIMロック解除の方法は、通信会社の公式サイトで確認可能です。
ここでは、IIJmioのeSIMに対応している端末を紹介します。
・スマートフォン
・タブレット / ノートPC
IIJmioのeSIMでは音声通話ができない
国内で提供されているeSIMの中には、音声通話が可能なサービスがあります。たとえば、SoftBankの「LINEMO」やauの「povo」などです。
しかし、IIJmioのeSIMは、音声通話に対応していません。音声通話を利用する場合は、eSIMを用いた端末とは別に端末が必要です。
1台の端末で音声通話も行いたい場合は、IIJmioのeSIMではできないことを覚えておいてください。普段から音声通話を使う機会がなく、データ通信のみでよい方は、特に気にする必要がないポイントです。
IIJmioのeSIMがおすすめの方
思い立ったらすぐに契約して利用可能なIIJmioのeSIMは、どのような方におすすめでしょうか?ここでは、IIJmioのeSIMがおすすめの方の特徴を紹介します。
当てはまる項目が多ければ多いほど、IIJmioのeSIMを利用するメリットが大きいはずです。ご自身にどれほど当てはまるか、この機会にチェックしてください。
大手キャリアと併用して利用したい方
現在、SoftBank、au、docomoなどの大手キャリアを利用中で、IIJmioのeSIMを併用したい方におすすめです。
大手キャリアは、格安SIMに比べると料金は高額ですが、キャリアメールが使えたり、サポートが充実していたりします。しかし、多くのデータ量を使えば使うほど料金が増すのは、コストを抑えたい方にとってデメリットです。
そこで、大手キャリアの定額プランと、IIJmioのeSIMを併用すれば、同じデータ量を使う場合でも、総額のコストが下がる可能性があります。
コストが下がるだけでなく、どちらかの通信速度が落ちてしまったり、通信障害が起こったりしても、片方で通信できる可能性があり安心です。
現在のキャリアのみを使い続ける場合と、併用する場合でコストを比較したうえでの検討をおすすめします。
eSIM対応機種を持っている方
世の中に流通している端末の中には、eSIM対応でない機種もあります。しかし、すでにeSIM対応機種も数多く出回っているため、お手持ちの端末がeSIM対応機種であれば、すぐにeSIMを利用できます。
eSIMなら機種変更の際にSIMカードを差し替える手間も省けて便利です。せっかくeSIM対応機種をお持ちの方は、お好きなタイミングでeSIMに変更するのをおすすめします。
すぐにSIMカードを使用したい方
eSIMは、SIMカードが自宅に届くのを待つ必要がないので、契約さえすればすぐに使用可能です。急遽、追加でデータ量が必要になったときなど、公式サイトからeSIMの契約を済ませば、すぐにデータをダウンロードできます。
現時点では必要がなくても、すぐにデータが必要なときには、eSIMを使う選択肢があることを覚えておくと安心です。
スマートフォンやパソコンで大容量通信をしたい方
eSIMは、大容量のデータ通信にも適しています。動画やアプリをダウンロードする際、ものによっては非常に多くのデータ通信が必要です。
大容量データ通信に対応していないと、ダウンロードに時間がかかったり、画質が悪くなったりします。eSIMなら、そのような心配なしに利用できるはずです。
また、IIJmioでは、docomoかauの通信回線を利用できます。大手キャリアの高速かつ安定した回線を利用できるのも嬉しいポイントです。
IIJmioのeSIMの月額料金プラン
IIJmioのeSIMを利用するには、どれほどの料金がかかるのでしょうか。格安SIMなので大手キャリアに比べると安いことは想定できますが、具体的な料金が気になる方は多そうです。
ここでは、IIJmioのeSIMの月額料金プランを紹介します。各プランの料金を確認して、ご自身にとって最適なプランをお選びください。
eSIM用「ギガプラン」
IIJmioのeSIMが使えるプランの中で、とくにおすすめなのが「ギガプラン」です。ギガプランは、2021年の4月から提供されています。
さまざまなキャンペーンが行われていたり、ご自身に最適なデータ容量のプランを選べたりする人気のプランです。どのプランにするかを迷ったら、まずはギガプランについて詳細をご確認ください。
データ量 | 料金 |
2ギガ | 440円 |
4ギガ | 660円 |
8ギガ | 1,100円 |
15ギガ | 1,430円 |
20ギガ | 1,650円 |
ギガプランの注意点
ギガプランにおいて、月間で利用するデータ量に合わせてプランを選べる点は魅力的ですが、利用時には注意点もあります。それは、月間で利用可能なデータ量を使い切ると、通信速度が300kbpsに制限されることです。
通信制限がかかると、スムーズな通信ができずストレスを感じることが増えてしまいます。仕事や大事な用事で利用する方にとっては、満足な通信ができなくなる可能性が高いです。
そのため、月間で利用するデータ量は、ご自身が予定する量より少し多めに設定することをおすすめします。そうすれば、通信制限を気にせず安心して利用できるはずです。
eSIM用「データプランゼロ」
「データプランゼロ」は、eSIM用の料金プランです。月額料金は100円台という安さで、追加データ量を必要な分だけ追加購入して利用できます。
仮に月間で1GBしか利用しないとすると、ワンコインで利用できるので、通信コストの大幅な削減が可能です。
月額料金 | 165 円 |
追加データ量 1GB | 330 円 |
追加データ量 2GB〜10GB | 495 円 |
データプランゼロの注意点
通信コストを大幅に削減できるデータプランゼロですが、いくつか注意点があります。
まずは、初期費用として3,300円(税込)が発生することです。初月の利用料は、ワンコインとはならないのでご注意ください。
次に、手持ちのデータ量がなくなったら、その場で通信が途切れるということです。追加データを買い足せば通信ができますが、完全になくなると通信制限ではなく、通信自体が遮断されてしまいます。
重要度の高い通信を行う際は、多めにデータ量を購入しておくと安心です。
さらに、月間で利用できるデータ量が、最大10GBであることも覚えておいてください。月間で10GB以上は購入できないので、10GBを使い切った時点で通信が遮断されます。
データプランゼロの契約前に、ご自身が月間で利用するデータ量を把握し、安心して利用できるかお確かめください。10GB以上のデータ量を利用するかもしれない場合は、他のキャリアとの併用もおすすめです。
IIJmioのeSIMの契約・申し込み手続きの方法
IIJmioのeSIMは、どのように使い始められるのでしょうか。公式サイトでの契約は難しいものではありません。ここでは、IIJmioのeSIMの契約・申し込み手続きの方法を紹介します。公式サイトだけでなく、店舗でも契約・申し込みができるので、お好きな方を選んで手続きをしてください。
Webでの申し込み手順
契約・申し込みには安定したインターネット環境が必要です。移動中や圏外になりそうなところは避けて手続きをしてください。また、事前に用意が必要なものは次のとおりです。
・本人名義のクレジットカード
・受信可能なメールアドレス
・eSIMを利用する端末(スマートフォン・タブレット・パソコン)
・利用用とは別の端末(スマートフォン・タブレット・パソコン)
- 利用する端末がeSIM対応機種かを確認
※eSIM対応機種はIIJmioの公式サイトで確認できます。 - 必要に応じてSIMロック解除
※SIMロック解除の方法はキャリアの公式サイトで確認できます。 - IIJmioのプランページにアクセス
- 「ご購入・お申し込み」を選択
※店舗などでパッケージを購入した方は、パッケージに掲載されている「エントリーコード」を申し込み時に入力してください。 - 会員情報を登録
- 画面の案内に沿って手続き完了
店舗での申し込み手順
店舗でIIJmioのeSIMの契約・申し込み手続きを行う場合は、手続きを受け付けている店舗を探してください。
主に、ビッグカメラグループの家電量販店内にカウンターが設置されています。対象店舗は、IIJmio公式サイト内の「取り扱い店舗検索」で検索可能です。店舗に行って手続きをする手間は発生しますが、契約にあたって疑問や不安をスタッフに相談できるメリットがあります。
また、契約・申し込み手続きに用意するものは公式サイトから手続きをするときと同じです。忘れず持参するとともに、エントリーパッケージでの申し込みはできないのでご注意ください。エントリーパッケージで申し込む場合は、公式サイトからのみ手続きが可能です。
IIJmioのeSIMの書き込み方法・利用開始方法
店舗で契約・申し込み手続きを行うと、スタッフがeSIM開通までしてくれます。しかし、公式サイトで手続きをした場合は、ご自身で書き込み・利用開始の設定をしなければなりません。
初めてeSIMを利用する方の中には、ご自身で設定でききるか不安に思う方も多いはずです。しかし、手順に沿って行えばスムーズにできるので心配は不要です。
公式サイトでの申し込みが完了したら、登録したメールアドレス宛にメールが届きます。メールに「アクティベーションコード(会員専用ページ)発行完了」の旨が記載されているのをご確認ください。
ここからは、eSIMの利用端末とは別で用意した端末で「アクティベーションコード」を確認しながら書き込み・利用開始の設定を行います。iOSとAndroidでは手順が異なるため、ご自身の利用端末に合わせて手順をご確認ください。
iPhone/iPadの場合
- eSIM対応の端末をWi-Fiに接続
- 「設定」を選択
- 「モバイル通信」を選択
- 「モバイル通信プラン」を選択
- 「モバイル通信プランを追加」を選択
- 「アクティベーションコード」を読み込む
- 「モバイル通信プランを追加」を選択
- アンテナピクトが正しく表示されたことを確認
以上で設定は完了です。アクティベーションコードを読み込んだ後、アンテナピクトが表示されるまでに数分かかる場合があります。即座に表示されなくても、慌てずに表示をお待ちください。
Android端末の場合
- eSIM対応の端末をWi-Fiに接続
- 「設定」を選択
- 「ネットワークとインターネット」を選択
- 「モバイルネットワーク」を選択
- 「代わりに SIM をダウンロードしますか?」を選択
- 「次へ」を選択
- 「アクティベーションコード」を読み込む
- 「有効化」を選択
- 「完了」を選択
Androidの場合は、上記に続き、アクセスポイント(APN)の設定もご確認ください。
- 「設定」を選択
- 「ネットワークとインターネット」を選択
- 「モバイルネットワーク(IIJ)」 を選択
- 最下部の「詳細設定」を選択
- 「アクセスポイント名」を選択
- 一覧に表示される「IIJmio」選択
- 表示されない場合は「メニュー」を選択
- 「新しいAPN」を選択
- 「APN設定情報」を入力
- アンテナピクトが正しく表示されたことを確認
以上で設定は完了です。アクティベーションコードを読み込んだ後、アンテナピクトが表示されるまでに数分かかる場合があります。即座に表示されなくても、慌てずに表示をお待ちください。
IIJmioのeSIMの解約方法
IIJmioのeSIMは魅力的なサービスですが、すべての方にとって完璧なサービスではありません。中には、解約したくなる方もいるはずです。
ここでは、IIJmioのeSIMの解約方法について、注意点と合わせて紹介するので参考にしてください。
Webから解約手続き
IIJmioのeSIM の解約手続きは、IIJmioの会員専用ページで行います。「サービスのご解約」から手続きが可能です。
Webからの解約手続きであれば、ご自身の好きなタイミングで行えます。電話をかける必要もないので、解約の意思が固まったら手続きをしてください。
解約の際の注意点
IIJmioのeSIMには、最低利用期間が設定されています。最低利用期間は、利用開始日の翌月末までです。最低利用期間中に解約の手続きはできますが、料金は満額が請求されます。
また、通信は最低利用期間の末日まで可能です。最低利用期間中に解約をしても、返金はされないのでご注意ください。
IIJmioで音声通話サービスを利用するなら、モバイルサービス「ギガプラン」
IIJmioのeSIMでは音声通話が利用できません。しかし、モバイルサービスの「ギガプラン」であれば、音声通話が利用可能です。
顧客満足度の高いサービスであるIIJmioで、音声通話を利用したい方は、ぜひ詳細をご確認ください。
月額料金は、月間のデータ使用量ごとに異なります。最低2ギガ、最高20ギガの中からご自身にとって最適な使用量をお選びください。ギガ数が増えれば増えるほど、1ギガあたりの月額料金は割安になります。
使用量 | 月額料金 |
2ギガ | 858円 |
4ギガ | 1,078円 |
8ギガ | 1,518円 |
15ギガ | 1,848円 |
20ギガ | 2,068円 |
ギガプランは音声通話が可能なサービスで、音声通話に関するオプションも用意されています。国内での通話が多い方は、オプションの利用も合わせてご検討ください。
どのオプションでも1,000円以下で追加でき、コスト負担が小さくて済むメリットがあります。
オプション名 | 月額料金 |
みおふぉんダイアル通話定額5分+ (1回5分以内の国内通話無料) | 90円 |
みおふぉんダイアル通話定額10分+ (1回10分以内の国内通話無料) | 290円 |
みおふぉんダイアルかけ放題+ (無制限で国内通話無料) | 990円 |
さらに、ギガプラン利用時に契約中のデータ使用量を使い切っても、追加でデータチャージが可能です。1GBからチャージできるので、予定よりも多いデータ量が必要なときにお使いください。
データチャージ量 | 料金 |
1GB | 220円 |
モバイルサービス「ギガプラン」の特徴
ギガプランの特徴は、ご自身にとって最適なデータ使用量を選べることです。月間で使用するデータ量を把握すれば、毎月必要なデータ使用量に合わせて契約内容を決められます。
また、音声通話のオプションも用意されており、予想される通話時間に合わせて追加可能です。
IIJmioは格安SIMサービスですが、ギガプランではdocomoかauの回線を利用します。大手キャリアの回線を利用できるので、スムーズな通信も期待できるはずです。
5Gと4Gの通信切り替えもでき、より高速な通信が可能な5Gを利用できることでも注目を集めています。5Gが使える地域は限られていますが、お住まいの地域がサービス対象範囲内であれば、無料で利用可能です。
IIJmioへの乗り換え(MNP)方法・手順
スマートフォンの乗り換えに複雑な手続きが必要というイメージをお持ちの方は多そうです。しかし、IIJmioへの乗り換えは難しくありません。乗り換え方法を理解し、手順に沿って進めれば、ご自身でも簡単に乗り換えられます。
ここでは、IIJmioへの乗り換え方法と手順を紹介するので、スムーズな乗り換えにお役立てください。
1:MNP予約番号の発行
利用中の電話番号を引き続きIIJmioでも利用する場合は、MNP予約番号の発行が必要です。
MNP予約番号を発行せずに乗り換えてしまうと、新たな電話番号を使うことになります。利用中の電話番号が通じなくなってしまうのでご注意ください。
MNP予約番号の発行方法は、利用中の通信会社によって異なります。所定の手続きを行えばMNP予約番号が発行されるので、詳細は通信会社の公式サイトでご確認ください。
発行にあたっては、MNP予約番号の有効期限を意識することが大切です。有効期限は、予約番号の発行日を含めて15日間しかありません。有効期限をすぎると無効になり、再度発行する手間がかかります。
また、IIJmioのお申し込み手続き時に、MNP予約番号の有効期間は、7日以上残っていなければなりません。MNP予約番号を発行したら、可能な限り早く手続きを進めることが大切です。
発行から手続き完了まで、余裕を持って準備しておくのをおすすめします。
乗り換えに必要なもの
乗り換えに必要なものを準備しておくと、スムーズに手続きを進められます。
・本人確認書類
・契約者名義のクレジットカード
・インターネット接続環境
・メールアドレス(MNP転入後にも利用可能なもの)
2:IIJmioへの申し込み
IIJmioの公式サイトで、ご希望のプランの申し込み手続きを行います。
3:SIMカード到着後開通手続きを行う
IIJmioの公式サイトから申し込んだら、ご自宅にSIMが送付されるので届くまでお待ちください。本人確認書類や申し込み内容に不備がなければ、最短3〜4日程度で自宅に届きます。
ただし、土日祝を挟む場合や離島にお住まいの場合は、通常よりも発送が遅れる可能性があるので、急ぎのときは要注意です。
SIMカードを受け取ったら、開通手続きを行います。SIMカードに同封されている案内通りに進めれば問題ありません。
「IIJmioオンデマンド開通センター」に電話をかけることで、開通手続きが完了します。手続きを終えて約10分で既存の回線が利用できなくなり、新規の回線を利用可能です。
お手元の端末にSIMカードを挿入し、問題なく通信できるかご確認ください。
IIJmioの利用に関するよくある質問
初めて格安SIMeSIMを利用する方は、疑問や不安を解消してから契約することが大切です。契約前に解消しておけば、契約後のミスマッチを防げます。
ここでは、IIJmioの利用に関するよくある質問を紹介します。多くの方が気になるポイントをピックアップしたのでお役立てください。
最低利用期間はありますか?
・eSIM
eSIMの「データプランゼロ」には、最低利用期間が定められています。最低利用期間は「利用開始日の翌月末日まで」です。
最低利用期間中に解約しても満額請求され返金されません。解約の手続き自体はでき、最低利用期間の終了と同時に解約が可能です。
・音声通話プラン
IIJmioの音声通話プランには、最低利用期間が定められています。最低利用期間は「利用開始日の翌月末日まで」です。
最低利用期間中に解約しても満額請求され返金されません。解約の手続き自体はでき、最低利用期間の終了と同時に解約が可能です。
解約時に契約解除料・違約金はかかりますか?
・eSIM
eSIMの解約時に、契約解除料や違約金はかからず、無料で解約可能です。解約は月単位で行うので、月の途中で解約手続きをしても即日解約とはならず、月末で解約されます。
月の途中で解約手続きを行うと「解約予定」というステータスとなり、月末までは通常利用が可能です。
・音声通話プラン
ギガプランにおいて音声通話を契約中の方は、契約解除料や違約金がかかりません。契約の縛りや更新もないのでご安心ください。
最低利用期間が経過すれば無料で解約が可能です。eSIMと同様に、月の途中で解約手続きを行うと「解約予定」というステータスとなり、月末に解約されます。
データ量の翌月繰り越しは可能ですか?
・eSIM
<ギガプランの場合>
購入するデータ量(クーポン)の種類ごとに、繰り越しできる期限が変わります。どのクーポンがいつまで繰り越せるのか、確認してからの購入がおすすめです。
無計画にデータを購入すると、使いきれないまま繰越し期限を迎える可能性があります。データをチャージする際には、繰越し可能期限を考慮し、計画的に購入してください。
クーポンの種類 | 繰越し可能期限 |
各プランのバンドルクーポン | 翌月末まで |
チャージした追加クーポン | 3ヵ月後の末日まで |
ただし、ギガプラン専用で使える高速データ量を、オンラインでチャージした場合は注意が必要です。この場合、データの有効期限は、チャージの当月末日です。月末近くにチャージした場合は、繰り越せないのでお気をつけください。
<データプランゼロの場合>
データプランゼロは、予め利用できるデータ量(バンドルクーポン)は付与されていません。
チャージした追加クーポンの期限が短いので、計画的にチャージするのをおすすめします。
クーポンの種類 | 繰越し可能期限 |
チャージした追加クーポン | チャージの当月末日まで |
・音声通話プラン
ギガプランで音声通話を利用する場合の繰越し期限は次のとおりです。ギガプランのeSIMと同様の繰越し可能期限が設定されています。
クーポンの種類 | 繰越し可能期限 |
各プランのバンドルクーポン | 翌月末まで |
チャージした追加クーポン | 3ヵ月後の末日まで |
まとめ
この記事では、IIJmioのeSIMについて、料金プランや契約方法、注意点を紹介しました。eSIMは、公式サイトや店舗で契約さえすればすぐに利用できる便利なサービスです。
IIJmioなら、契約・申し込みの手続きも簡単なので、お手持ちの端末がeSIM対応機種の方は、ぜひ前向きにご検討ください。
一方で、IIJmioのeSIMには、音声通話ができないというデメリットがあります。
音声通話をご希望の方は、eSIMではなくなりますが、音声通話が可能なプランも合わせてご検討ください。大手キャリアとの併用も検討しながら、ご自身にとって最適なサービスを選ぶことが大切です。