XMは最大1000レバレッジの利用ができ、日本語サポートもしっかりとしていることから、最も日本人に利用されている海外FX業者です。
この記事を読んでいる方の中にもXMで取引をしたいと思っている方は多いのではないでしょうか。
しかし、XMにはいくつかの禁止事項があります。
禁止事項を破ってしまうと、口座凍結などのペナルティに遭ってしまいます。
そこで今回はXMの禁止事項について説明をします。
XMの禁止事項を破ってしまった場合のペナルティについても説明しますので、参考にしてください。
XMの主な禁止事項は13個紹介
それでは、XMの主な禁止事項を紹介します。
XMの主な禁止事項は13個です。
- XMの別口座間での両建て
- 他社口座との両建て
- 複数名による組織的な両建て取引
- 指標発表時のみを狙ったトレード
- 窓開けのみを狙ったトレード
- アービトラージ(裁定取引)
- 接続エラー時を狙ったトレード
- レートエラーを狙ったトレード
- ボーナスやXMポイントのの不正取得・不正利用
- 他人が取引する
- 自己アフィリエイトによるトレード
- XMのサーバーに過度な負担をかけるトレード
- AIを利用した取引
それぞれの内容について詳しく説明をしますので、参考にしてください。
①XMの別口座間での両建て
XMでは同一口座での両建ては可能です。
そもそも両建てとは、同じ取引量で同じ通貨ペアの買いと売りのポジションを同時に持つことをいいます。
例えば米ドル円で両建てをした場合、買いのポジションで10,000円の利益が出た場合、売りのポジションでは10,000円の損失が出ることになります。（スプレッドは考慮していません）
どちらか一方のポジションを外さない限り利益も損失も出ないのが両建てになります。
両建てには、レンジ相場で利益が取りやすいことや、短期目線のトレード・長期目線のトレードを同時に行うことができるなどのメリットがあります。
この両建てですが、XMは同一口座内での両建て以外は認めていません。
XMでは最大8つの口座を1人で作れますが、複数口座内での両立については認められていませんので、注意しましょう。
②他社口座との両建て
XMでは他社との両建ても認められていません。
他の業者との両建てに関しては、国内FX業者、海外FX業者にかかわらず一切認められていませんので、注意してください。
あくまでXMでできる両建ては同一口座内のみです。
③複数名による組織的な両建て取引
こちらはXMに限った話ではありませんが、複数名による組織的な両建て取引も不可能です。
このような不正は「わからないのではないか」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、不自然な取引は後から確認すればわかるものです。
絶対に複数名による組織的な不正な両建て取引を止めてください。
④指標発表時のみを狙ったトレード
例えば、アメリカの雇用統計やFOMCの金利発表時など重要な経済指標が発表されると大きく為替レートは動きます。
この動きを狙ってトレードをするトレーダーは多いですが、XMでは指標発表時のみを狙ったトレードは不正とみなされてしまいますので、注意してください。
ただし、通常のトレードを行った上で重要な指標発表時にもトレードするのは問題ありません。
あくまで「重要な経済指標発表時のみ」を狙ったトレードが禁止されているのです。
⑤窓開けのみを狙ったトレード
窓開けのみを狙ったトレードについても禁止されています。
窓開けを狙ったトレードとは月曜日のマーケットスタート時に金曜日の終了時と大きく為替レートがずれる現象を利用して行うトレードになります。
窓開け時は大きく為替レートが金曜日の終了時と乖離するケースが多いため、ゼロカットを利用したギャンブルトレードを行うと、大きな利益が出せる可能性があります。
ギャンブルトレードとは、金曜日の終了時にロングもしくはショートに大きくかけて、月曜日の窓開け時にその選択が当たっていれば、利益が出るといった仕組みです。
XMはゼロカットを採用しているため、入金した金額以上の損失は出ません。
逆に利益は予想が当たると青天井に増えます。
なぜなら、最大1000倍のレバレッジの利用ができるからです。
これでは公平なトレードといえないため、窓開けのみを狙ったトレードもXMでは禁止されています。
⑥アービトラージ(裁定取引)
アービトラージとは日本語にすると裁定取引のことで、同一価値を持つ銘柄間で発生する、一次的な金利差や価格差を利用した取引手法です。
理論上は、リスクなく利益を得られる手法で不公平な取引になるので禁止されています。
アービトラージは一見するとバレないように見えるかもしれません。
しかし、MT4など多くの海外FX業者が使っているプラットホームの場合、情報が共有されている可能性があります。
また、アービトラージを行うとポジションの保有の仕方も不自然になるのでばれる可能性が高いので絶対にやめましょう。
⑦接続エラー時を狙ったトレード
アクセスが集中するなどすると、レートの表示が遅延することがあります。
また、サーバーダウンすると不自然なレート表示になる場合がありますが、サーバーダウンやレート遅延を狙った取引は禁止事項です。
なぜならこちらも不公平なトレードになってしまうからです。
不正な取引を行うと口座の凍結になってしまうので絶対にやめましょう。
⑧レートエラーを狙ったトレード
接続遅延などによってレートが正しく表示されないケースがXMにもあります。
また、相場が急変して、レートを正しく表示できないケースもあるでしょう。
もちろん偶然、レートエラーが生じたときに取引をするのは全く問題ありません。
しかし、このレートエラーのみを狙ったトレードを行うのは、XMの禁止事項に該当してしまいます。
こちらに関しては、明らかに不正行為だと誰もがわかるはずなので、絶対にやめてください。
⑨ボーナスやXMポイントのの不正取得・不正利用
XMでは様々な豪華なボーナスを提供しています。XMのボーナスの内容についてまとめました。
XMは非常にボーナスが豪華な事でも有名です。
XMのボーナスは主に4つあります。
- 口座開設ボーナス
- 入金ボーナス
- 取引ボーナス
- 友達紹介ボーナス
口座開設ボーナスは時期によって異なりますが、2023年5月現在XMに口座を開設しただけで13,000円もらえます。
また、入金ボーナスは入金金額の100%もしくは20%のボーナスがもらえる非常に豪華なボーナスです。入金ボーナスの詳細は以下の通りです。
| 入金額の例 | ボーナス付与率 | ボーナス付与額 | 証拠金の合計 |
|---|---|---|---|
| 5ドル相当 | 5ドル相当額に対して100% | 5ドル | 10ドル |
| 500ドル相当 | 500ドル相当に対して100% | 500ドル | 1,000ドル |
| 2,000ドル相当 | 500ドル相当に対して100%残り1,500ドル相当に対し20% | 500ドル+300ドル=800ドル | 2,800ドル |
| 10,000ドル相当 | 500ドル相当に対して100%残り9,500ドル相当に対して20% | 500ドル+1,900ドル=2,400ドル | 12,400ドル |
| 20,000ドル相当 | 500ドル相当に対して100%残り19,500ドル相当に対して20% | 500ドル+3,900ドル=4,400ドル | 24,400ドル |
| 50,500ドル相当 | 500ドル相当に対して100%残り50,00ドル相当に対して20% | 500ドル+10,000ドル=10,500ドル | 63,500ドル |
取引ボーナスはXMで取引すればするほどポイントが貯まる仕組みになります。
取引ボーナスの詳細は以下の通りです。
| ステータス | XMP/1ロット | ランクアップ条件 | 現金への変換 | XMP消滅と降格条件 |
|---|---|---|---|---|
| エグゼクティブ | 10 XMP | 取引日数が0日以上 | 不可 | 最終取引から42日経過 |
| ゴールド | 13 XMP | 取引日数が30日以上 | 不可 | 最終取引から30日経過 |
| ダイヤモンド | 16 XMP | 取引日数が60日以上 | 可能 | 最終取引から60日経過 |
| エリート | 20 XMP | 取引日数が100日以上 | 可能 | 最終取引から100日経過 |
友達紹介ボーナスは、その名の通り、友達や家族を紹介して、XMで口座を開設し、取引をしてくれるとボーナスが入るボーナスになります。
友達紹介ボーナスの詳細は以下の通りです。
| 累計紹介人数 | もらえるボーナス額 |
|---|---|
| 1〜15人 | 2,500円 |
| 16〜30人 | 3,000円 |
| 31人以上 | 3,500円 |
このように、豪華なボーナスが採用されているのも、XMの大きなメリットになるでしょう。
しかし、このXMのボーナスを不正に入手するのはもちろん不正です。
例えば、口座開設ボーナスに関してはXMで初めて口座を作った人しか受け取れません。
住所などを偽って何回もこのようなボーナスを受け取る人が残念ながらいるようです。
絶対にこのような行為をやめてください。
⑩他人が取引する
こちらもXMに限った話ではありませんが、他人が取引をするのも禁止事項になります。
家族であっても、名義を貸して、取引するのは違法になりますので、注意してください。
⑪自己アフィリエイトによるトレード
XMでは積極的にアフィリエイトを行っています。
XMのアフィリエイトで大きな利益を上げている方も少なくありません。
しかし、自分のサイトを自分で経由してアフィリエイトを得る自己アフィリエイトに関しては禁止されています。
こちらに関しても、口座凍結処分などに合う可能性がありますので、注意してください。
⑫XMのサーバーに過度な負担をかけるトレード
XMがスキャルピングの利用を禁止していませんが、過度にサーバーに負担をかけるトレードについては禁止されています。
例えば、機械を使って人間ではできないスピードでスキャルピングを行うなどの取引は禁止されていますので、注意してください。
⑬AIを利用した取引
最近は、AIの発達によってAIにトレードを任せるケースも多いです。
しかし、XMではAIを利用した取引については、一切禁止されています。
万が一AIを利用して取引をすると、口座凍結処分などに会いますので、注意してください
XMの禁止事項をしてしまった場合の主な4つのペナルティ
いかがでしょうか？
XMの主な禁止事項についてご理解いただけたでしょうか。
こちらではXMの禁止事項を犯してしまった場合の主な4つのペナルティについて紹介をします。
- 利益の募集
- 出金拒否
- ボーナスの没収
- 口座の凍結
XMの禁止事項を犯してしまった場合の主なペナルティーについてわかりやすく説明をします。
①利益の没収
XMの禁止事項を犯してしまうと、今まで得た利益が没収されてしまうケースがあります。
口座凍結などに比べて軽いペナルティにはなりますが、せっかく積み上げた利益が没収されてしまうのは、かなり精神的にきついはずです。
②出金拒否
出金拒否もXMの禁止事項を犯してしまった場合に起こるペナルティです。
利益の没収だけではなく、入金した金額自体も出金できないケースがありますので、注意してください。
③ボーナスの没収
ボーナスの没収についても、XMの禁止事項を起こしてしまった場合に起こるペナルティです。
XMのボーナスは非常に豪華なため、不正に取得をしてしまう方がいますが、絶対にやめてください。
④口座の凍結
XMの禁止事項のペナルティとして最も厳しいのが口座凍結です。
口座凍結されてしまうと入金など資金の出金はできませんし、ボーナスも没収されてしまうのと同義になります。
また、場合によっては二度とXMで取引ができなくなってしまう可能性がありますので、注意してください。
XMの禁止事項に該当しない取引
他の海外FX業者では禁止事項に該当する場合でも、XMでは禁止事項に該当しない取引がいくつかあります。
- スキャルピング
- 同一口座内での両建て
- 雇用統計などの際の取引
- 自動売買での取引
それぞれの事項について詳しく説明をします。
①スキャルピング
スキャルピングとは小さな利益を積み重ねて大きな利益にしていく取引手法です。
トレード回数が極めて多くなるため、FX会社のサーバーに負担がかかり、多くのFX会社では禁止しています。
しかしスキャルピングは利益が出しやすいトレード手法として有名です。
利益を出しやすいスキャルピングをXMは公認してくれているのも大きなメリットになるでしょう。
②同一口座内での両建て
XMは同一口座内での両建ても公認しています。
同一口座内での両建て以外は禁止されていますので、注意してください。
③雇用統計などの際の取引
XMでは、雇用統計やFOMCなど重要な経済指標のみを狙った取引については禁止されています。
しかし、通常のトレードを行っていて、雇用統計などの発表の際に取引する分には全く問題ありません。
FX会社によっては重要な経済指標のある時間帯の取引を一切禁止しているところもありますので、大きなメリットになるでしょう。
④自動売買での取引
FXの自動売買とは、自動売買ソフトを使って自動でトレードするものです。
XMではこの自動売買については認められています。
自動売買ソフトの成績が優秀であれば、トレーダーに知識がなくても利益が出せる自動売買が購入されているのはメリットになるでしょう。
よくある質問Q&A
XMの禁止事項についてよくある質問をQ&A方式でまとめましたので、参考にしてください。
まとめ
今回はXMの禁止事項について紹介をしました。
XMには様々な禁止事項がありますが、どれも常識的な範囲のものになります。
ぜひ今回の記事を参考にしていただき、XMの禁止事項について覚えていただき、利益を狙っていただければ幸いです。
